2021年09月18日

  • お献立

長月の御献立

皆様はじめまして。
このたびブログ担当になりました鹿野(しかの)と申します。
今後は二見とともに2人で更新してまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。

9月もなかばになり、箱根は朝晩が冷えるようになってきました。
最近は夜にスズムシの声が聞こえてきて、秋の訪れを感じます。

遅くなってしまったのですが、そんな秋の始まりを感じる今月のお献立をご紹介します。

先附 ~秋の果実を一皿に添えて~

無花果(いちじく)の冷製スープでございます。
生の無花果と豆乳・カルピスを混ぜ合わせたお料理で、
上には霰蕃茄(あられとまと)やアーモンドなどをあしらっております。
やさしい無花果の風味が特徴の一品です。

無花果にはペクチンという食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境改善が期待できる嬉しい食材です!

八寸 ~香り・食感・華やぎ~

月見玉子寄せは、お出汁のゼリーの中に人参のうさぎさんと玉子豆腐のお月様をお入れしております。

合鴨ロースブルーベリーバルサミコは、燻製にした合鴨にバルサミコ酢とブルーベリーを煮詰めたソースをかけております。スモーキーな合鴨とブルーベリーバルサミコがうまく調和しています。

鮎薬膳煮は、桂皮・陳皮・八角などの薬膳と、たまり醤油・紹興酒などを合わせたものに揚げた鮎を入れ、1時間ほど煮ております。お酒が飲みたくなってしまうお味です。

                              他にも小松菜煮浸し秋刀魚棒寿司零余子(むかご)真丈銀杏豆腐
                              
をご用意しております。

                              どれからいただくか迷ってしまいますね!

煮物椀 ~一番出汁に想いを乗せて~

萩真丈は秋の代表的なお料理でございます。
本物の萩が入っている…というわけではなく、
小豆を秋の七草「萩」のお花に見立てて、海老・木耳・銀杏・枝豆と一緒に真丈にお入れしております。

秋の七草は万葉集に収められている山上憶良(やまのうえのおくら)の歌が始まりです。
「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝顔の花」
現在でいう「はぎ、すすき、くず、なでしこ、おみなえし、ふじばかま、ききょう」のことです。
                              春の七草とは違い、秋の七草はその美しさを鑑賞して楽しみます。

焼肴 ~富士須川の一品~

足柄金太郎鱒の炙り焼きでございます。
足柄金太郎鱒とは、
足柄山の金太郎発祥の地、静岡県駿東郡(すんとうぐん)小山町(おやまちょう)にて、
須川の水で育ちましたブランドマスのことでございます。
一緒に丸十飴炊きもご用意しております。

野趣あふれるお味をお楽しみ下さい!

合肴 ~森の恵みと薬膳の香り~

茸と太刀魚竜田揚げのお鍋でございます。
きのこは5種類あり、鮑茸(あわびだけ)・舞茸・たもぎ茸・平茸(ひらたけ)・榎木(えのき)が入っております。
お鍋のふたを開けると芳醇なきのこの香りがいっぱいに広がります。

お出汁には黒酢を使い、松の実やクコの実・金針菜(きんしんさい=ユリ科の花)なども入って大変お身体に良いお鍋になっております!
長月のお献立はいかがでしたでしょうか。
まだまだ我慢の期間が長引きそうですが、
はつはなにいらした際は秋の食材をふんだんに使ったお料理をぜひご堪能下さい。


※入荷状況により内容が変わる場合がございます。あらかじめご了承くださいませ。

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