2020年04月02日

  • まめ知識

和食の豆知識~芥子蓮根~

皆様いかがお過ごしでしょうか。料飲部の黒須です。
感染症が猛威を振るっており、不要不急の外出の自粛を余儀なくされていますね。
お客様からも『はつはなさんに本当はいきたいんだけど...。残念!』ですとか、『ごめんなさいね!』というお声をいただいております。
大手を振って『ぜひお越しください!お待ちしております!』と申し上げられないのが辛いところです...。
かからない・広めないためとはいえ、ずっとおうちでお時間を持て余している方も多いはず...。
そこで今回のブログでは「和食の豆知識」より、4月の八寸の中の一つ芥子蓮根についていつもより少し掘り下げてご紹介いたします!
ぜひお付き合い下さい!
 

芥子蓮根とは?

熊本の郷土料理の芥子蓮根は、ゆでた蓮根の穴に練りからしと味噌を合わせたものを詰め
衣をつけて揚げたお料理です。おからや、パン粉、すり身を入れる作り方もあるそうです。
 

発祥と由来

時代は江戸前期。
熊本藩主、細川忠利は体が弱く病気がちでありました。
ある時豊前国の禅僧・玄宅が忠利を見舞った際に健康増進、造血にいいと蓮根を勧めましたが忠利公は「泥の中で育った不浄のもの」といい、口をつけません。
困った玄宅は、麦みそに和からし粉を混ぜたものを蓮根の穴に詰め、麦粉、空豆粉、卵の黄身を合わせた衣をつけて揚げた物珍しい品を考えました。
そうして作った芥子蓮根を忠利公はたいそう気に入り、常食するようにまでなったそうです。
更に輪切りにした断面が細川家の家紋(九曜紋)に似ていたことから明治維新頃まで門外不出の料理とされていました。


蓮根にはビタミンB1や免疫力を高めるビタミンCを豊富に含みます。
また、芥子には食欲増進効果があり、美味しく健康に導いてくれるのです!




 

最後に...

いかがでしたでしょうか?
特に和食にはこういった由来、発祥、調理法などに歴史が深く関係しています。
お料理一つ一つにご興味を持っていただけたら幸いです。

皆様にお会いできないのはとても残念です。
ホテルはつはなも今できることに取り組みます。不自由に感じられることも辛い事もたくさんあるかと思いますが、必ず乗り切れます。
力を合わせて頑張りましょう!
はつはなスタッフ一同、皆様の元気なお姿を拝見できる日を心より楽しみにしております!!


 

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